現状に満足しすぎ

04.じんせいのこと
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以前勤めていた会社をやめてから、もうすぐ2年経つ。いろいろなお手当が出ていたので、なんとか生活はできている。

現状、とても幸せである。いちばんいいのが、仕事をしなくてもいいこと。仕事自体はキライじゃないんだけど、仕事にまつわる諸々が、とてもキライだ。

たとえば、定時出勤。なんで毎日おなじ時間におなじ場所へ行かなければならないのか、意味がわからない。とてもキライだ。

たとえば、通勤。毎朝毎晩、人でギュウギュウになった通勤電車に乗ること。駅で人混みにもまれること。とてもキライだ。

たとえば、人間関係。前の会社では部下がいたが、私より年齢も社歴も上なので、なにかと気を使う。面倒くさくて、とてもキライだ。

ほかにも、キライなことはたくさんあるが、とにかく仕事にまつわる諸々がイヤだったから、それから解放されている現状には、とても満足している。

時間を自由に使えるのも、いい。基本的には午前中に起きているが、特に時間は決めていない。6時に起きだすこともあれば、11時に目を覚ますこともある。

スケジュールも、特にない。本を読みたくなったら、本を読む。お腹がすいたら、食事をとる。眠くなったら、眠る。喫茶店へ行きたくなったら、喫茶店へ行く。気ままに生活さている。

家事も、ある程度できるようになった。妻のように、器用にはできないが、できないなりにやっているし、だんだん慣れてきた。家事、楽しくはないが、やりがいはある。

私は、双極性障害(躁うつ病)という精神障害を持っている。そのため、「規則正しい生活」を送ることがむずかしい。朝起きる時間は、バラバラ。食事の時間も、バラバラ。ヤル気が出るときもあれば、出ないときもある。なにもかも、バラバラ。

そういう障害なので、今の気ままなライフスタイルは、きわめてマッチしている。今のライフスタイルならば、双極性障害とも上手く付き合っていける気がする。

ただ、いつまでもこのままではいられない。手当はいつか終わって、それからは、自分で生計のすべを見つけなければならない。そして、手当はもうすぐ終わる。

これからどうするか。たとえば、また就職するとか、なんらか自営で稼ぐとかを考えないといけないのだが……現状に満足しすぎていて、なんのアイデアも出てこない。

現状に、危機感がないわけではない。リミットは明らかに見えていて、刻一刻と迫ってきている。反面、なんとなくこの状態がずっと続けばいいな、続く気がするという希望的観測が、捨てきれない。

希望的観測を捨てたい。もっと危機感を持って、前倒し、前倒しで状況を進めていきたいのだが……現状を変えるのが、イヤだ。今の居心地がよすぎて、どうしてもココから動けなくなっている。

こういうとき有効なのが、外圧、不可抗力なんだろう。今の我が家には、私の手当と、妻の所得があり、わりと余裕を持った生活ができている。もし、妻が病気になったりして、働けなくなったら……そのときは、いよいよ私が働くしかなくなる。強いモチベーションになるだろう。

最悪の状況まで追い込まれないと、本気で手足が動かせないの、昔からの悪いクセだ。私は、双極性障害のほかに、発達障害(ADHD)を持っていて、カウンセラーさんからはよく「先延ばしグセ」を指摘される。こういうことなのかもしれない。

ともかく、現状に満足している場合ではない。いつか終わりが来る。終わりのときを迎える前に、早く状況を打開しないと……とか言いつつ、今日もベッドでのんびりしている。

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