日本初のご当地銀座『戸越銀座』を歩く

06.旅行のこと
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実に約10ヶ月ぶりの更新となります。
更新はサボっておりましたが、アクセス数は時折チェックしておりまして、変わり映えしないにも関わらず毎日結構な数の方々に弊ブログをご覧頂き、恐れ多いような気持ちです……。

今年の年明け頃から転職活動を始め、4月には就職とともに引越もしたため身辺が落ち着かず、更新が疎かになってしまいました。
ネタは溜まっているので、これからはまた時々更新していきたいと思います。

『○○銀座』と呼ばれる商店街は日本各地にたくさんありますよね。
「銀座」とはもともと江戸時代の銀市場のことですが、「ご当地銀座」のほとんどは昔の銀市場とは無関係で、一大商業地である東京・銀座にあやかり、商店街の繁栄を願ってつけられた名称です。
その第一号が同じく東京・品川区にある『戸越銀座』です。

1929年の関東大震災で、東京全域は大きな被害を受けました。
銀座は復興に際して、レンガ敷であった道路をアスファルト化することとなり、レンガを撤去することになりました。

一方の戸越商店街も大きな被害を被っており、またもともと低地で水はけが悪いため、雨が降るたびに道がぬかるんで対処に苦慮していました。
そこで、銀座で不要になったレンガを戸越商店街で引き取り、街路や水路の整備に使ったそうです。
戸越銀座では、今でもレンガ敷きの道を歩くことができます。
こうした縁があって、この後で戸越で商店会が結成され、商店街の名称を決めるときに『戸越銀座』と名乗るようになりました。
由緒ある「ご当地銀座」第一号の誕生です。

東急池上線戸越銀座駅を出ると、そこはもう戸越銀座のど真ん中です。
都営浅草線戸越駅も、商店街のほぼ中央に位置しています。

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2016年4月にはすべての電柱が地中化され、景観も非常に美しくなっています。
(個人的には電柱のある街路の景色が好きなので、少しさみしいですが……)

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平日・休日ともに歩行者天国の時間が設けられており、自動車を気にすることなくお買い物を楽しむことができます。
というか、道はそんなに広くない上に、人通りはかなり多いため、自動車が入れる状況ではないような……。

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車両侵入防止柵の裏には、ブロック塀と金看板を模したイラストが印刷されています。
ピースしているネコは、「ギンちゃん」こと戸越銀次郎、戸越銀座のマスコットキャラクターです。

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出張したいらしい美容室の看板。
毎日ユニークなコメントが書かれているそうです。

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昔ながらの金物屋さんは、現在もトレンドを取り入れつつ営業中。
ですが、通路が狭すぎて(というか無くて)商品が見れません……。

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八百屋さんも賑わっていました。
(人がいないように見えるのは、ネットリテラシーを配慮した結果です)

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素敵な洋菓子屋さんも。

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「貸席」と書かれた古テナント。フリースペースみたいです。
地方の商店街の課題として、店主の高齢化と後継者の不在、そして店主(=オーナー)が他人に物件を貸したがらないというのがあるそうですが、戸越銀座では新しいテナントをたくさん目にしました。
こういう共有フリースペースも、素晴らしいアイデアだと思います。

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戸越銀座の新名物、戸越銀座コロッケ。
商店街をぶらついているとそこかしこで見かけますが、レシピは決まっていないそうです。
本当は食べ比べでもしたかったのですが、歩き疲れていたこともあり、イートインコーナーのある後藤蒲鉾店さんで頂きました。

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後藤蒲鉾店さんでは、コロッケなどの揚げ物、おでんや練り物のほかに、ドリンクの提供も行っています。
路上に漂う揚げ物や出汁のいい香り、「お上手ですね」と言わざるを得ません。

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画像からはよく分からないかもしれませんが、刻んだおでんの種を混ぜ、さらに出汁で下味をつけた『おでんコロッケ』。真ん中には大根が入っています。おでん屋さんならではのメニューです。

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写真を失念しましたが、名物である戸越銀座コロッケ、ハムカツやクリームコロッケ、おでん各種やビール・サワーも揃っており、ココだけで十分飲めそうです。

戸越銀座の全長は1.3kmと、商店街としては有数の長さを誇ります。
商店の数は非常に多く、ユニークな店もたくさんあり、休日は人で大変賑わっています。
店に立ち寄ったり、途中で買い食いしたりしているだけで、一日過ごすこともできるくらい充実した商店街です。
予定がなにもない休日、コロッケを頬張りながら街をぶらつき、明るいうちからおでんで一杯というのも素敵ではないでしょうか。

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